検査の標準化を進め、装置の精度管理体制、被ばく線量測定および被ばく低減などに取り組み、各CT装置で安全で質の高い検査を実施し、診断情報の高い画像を提供します。また各病院の専門技術育成リーダーとして専門技師認定者を養成するとともに、読影能力の向上に取り組んでいます。
具体的習得目標
1)患者とのコミュニケーションをとり、円滑、安全に検査が施行できるように対応する。
2)CT装置を効率よく正確に作動させるための基本技術・知識を習得する。
3)臨床実践で必要な画像再構成理論および各種補正、ヘリカル補間、心電同期再構成、画像処理などの知識を習得する。
4)画像表示処理方法の特徴を理解し、画質に及ぼす影響因子、性能評価、線量特性などの撮影因子の知識を習得する。
5)医療安全の確保のために、造影剤の適正な使用方法や副作用に関する知識と対応を習得する。また、被ばく線量の適正化・管理について習得する。
6)多職種とのチーム医療を連携し、緊急CT検査に対応できる技量を習得する。
7)医療機器の管理のために、日常点検や定期点検に関わる管理方法習得する。
スクリーニング検査、フォーローアップ検査、術前検査、救急検査までの多岐にわたるCT検査技術を習得する。